海鮮の宿みはらし荘-温かい人々との交流

夏の北海道を気の向くまま一人旅した漢(おとこ)の珍道中

2005年08月25日

海鮮の宿みはらし荘-温かい人々との交流

みはらし荘に到着したのは午後7時頃だった。 あらかじめ、「神威岬に寄ってから行くので8時頃になるかもしれません」と伝えておいたのだが、 思ったより早く着いた。 早速夕食が待っている。

着いて早速食堂へ。 そこには恰幅のいい老夫婦が1組。 今日はオイラとそのご夫婦だけのようだ。 まずはそのご夫婦にご挨拶。

食卓を見ると豪華な海鮮が並んでいる。
ホタテ、イカ、ボタンエビ、それにウニ!などなど。
極めつけはアワビ丸ごと1個!!
これで1泊2食付1万ちょっとは安い!!

食卓に座るとすぐ宿の人が登場。ん?日本人じゃない。 話を聞くと何でもネパールから来て4年、結婚して日本に住んで働いてるらしい。 北海道に来て思わぬプチ国際交流にちょっと得した気分♪ 特大ホタテとボタンエビを焼いてくれながらちょっと会話。 気さくで優しいいい人でした。

老夫婦にも話しかけようとするが、オヤジさんが仏頂面でなんだか話しかけにくい。 そんなの気にしなければいいのだが、元々人見知りをするオイラ。 話しかけにくい雰囲気だと思わず躊躇してしまう。

迷いつつ、話しかけられないまま新鮮な海の幸が盛りだくさんの食事をパクついていると、奥さんがオイラに話しかけてくれた。

そのご夫婦は、札幌からプチ旅行で来ていること(札幌からみはらし荘までは2時間ぐらいかな)、 旦那さんが数年前に死線をさまよう大病を患い、それ以来、後悔のないようにやりたいことをして生きようと思ったこと、なんかを話してくれた。プチ旅行も「人生を楽しむ」というスタンスでしょっちゅうされているようだ。

オイラも人生を棒に振るかと思うぐらいどうしようもなくなった時期があり、その経験を乗り越えて幸せな今がある(苦しんでいたとき、力になってくれたKさん、Sさんに大感謝!!その節はホントにありがとう。これからもよろしく!!)。
オイラも楽しいこと、好きなことを思い切りやり、素晴らしい未来を創っていこう、後悔のない人生を送ろうと心がけているだけに、このご夫婦の価値観にはとても共感した。

話は脱線するが、苦しい経験を乗り越えた後、いろんな所で見本にしたくなるような素晴らしい人々に出会うことが多くなった。 オイラの価値観がより明確になったことで、そういう方達との出会いを惹きつけるようになったと思えて仕方がない。 とにかく、今は人にも仕事にも恵まれて幸せだ。(脱線終わり)

オイラはご夫婦の話に、自分のこんな経験や価値観を重ね合わせていた。 旅先での出会いで、自分の価値観を再確認して今後に生かそうと思えるとは、なんと幸せなことなんだろう。

奥さんのマシンガントークが続く中、オヤジさんがとつとつと話し始めた。 口ごもりながらゆっくり話す様は、もしかすると病気の影響なのかもしれないが、 もともと口数の少ない、素朴な人柄の方なのかなと想像できた。 なかなか朴訥な人柄の人に会う機会が少ないので、この出会いはとても新鮮だった。

楽しい会話で食事もさらに美味しくなる。 特に今日はオイラの大好きな、新鮮な魚介類が盛りだくさん。 その中には大量のウニもあり、オイラは3日連続のウニ祭り(爆)
極上の夜だ。

特筆すべきはアワビの残酷焼きだった。 とにかく柔らかく、肝の美味さもあいまって、その美味さは言葉には言い表せないほど。

そうこうしているうちに、宿のおばちゃんが登場して会話に加わる。 このおばちゃん、素朴な人柄で話も面白い。

そしてオイラの旅のことを話し始める。 昨日は富良野に行ってきた事、明日は積丹半島を一周してニセコに行こうと思っていること、などなど。

だが、北海道の人にとっては、富良野やニセコはあまり興味の湧かないところみたいだ。 内地(本州)の人間にとってはとても新鮮な景色なんだが…

それでも、ニセコの温泉に行きたいことを話すと、出るわ出るわ、いろんなことを教えてくれる。 特に宿のおばちゃんはいろんな所を旅しているらしく、積丹半島の見所やニセコのことにも詳しい。

宿のおばちゃんとはかなりの時間話し込んだ。 おばちゃんは道東の出身で、北海道の素晴らしいスポットを旅した話をイキイキと語ってくれた。 もちろんニセコの温泉のことも。
やっぱり旅の話はホントに楽しい。聞いてて飽きない。 しかもオイラとおばちゃんの好みが合う!ニセコの旅もおばちゃんのお勧めを聞いていくと間違いがなさそうだ。

おばちゃんは函館と、道東の原生花園が素晴らしいと絶賛していた。 今度北海道に行くときはこちらにも是非行ってみよう。

ニセコの温泉や宿はいくつか教えてくれたが、その中でも是非とも行ってみたいと思ったのが、鯉川温泉旅館だった。 レトロな雰囲気、温泉の泉質がすばらしいと、おばちゃんは何度も繰り返していた。 オイラとおばちゃんの好みが合うので、おばちゃんがいいという宿は多分オイラもお気に入りになるはずだ。
明日は鯉川温泉旅館で決まりかな?

どれぐらい話していただろうか。しこたま喋った後、楽しい会話と美味しい海鮮に大満足してオイラは眠りについた。

みはらし荘で出会った方々、本当にありがとうございました。 ここでの楽しい時間は今回の旅で一番印象に残っています。 たっぷり頂いた心の栄養のおかげで、旅の前よりも心が豊かになったかもしれません。

Comment on "海鮮の宿みはらし荘-温かい人々との交流"

こんちは。

いろいろな人達との旅先での出会い・・・
これも、旅の楽しみの一つですな。

昔、金八先生で
「人という字は支えあってできている」なる言葉がありました。
自分もヘコんだ時期がありましたが、本当に支えられてきたんだと思います。

一度しかない人生、
この老夫婦の価値観には自分も共感します。

それにしても、豪快な食生活ですな(笑

  •   ケンケン
  • 2005年11月03日 15:38

ケンケンさん、いつもありがとう。


>いろいろな人達との旅先での出会い・・・
>これも、旅の楽しみの一つですな。


ですな。


>自分もヘコんだ時期がありましたが、本当に支えられてきたんだと思います。


その節は大変お世話になりましたm(_ _)m
当時ケンケンさんにもらった、ひらやまれいこさんの本やメッセージは、もらった直後は正直よく分からなかったけど、ジワジワと効いてきました。感謝です!!
人生諦めなければ自分の思い通りにしていくことができるんやねー。


>一度しかない人生、
>この老夫婦の価値観には自分も共感します。


そうやんね。
ケンケンさんは人生楽しんでると思うよ。いろんな意味で(爆)
お互い悔いのない人生を生きていこう!


>それにしても、豪快な食生活ですな(笑


うん、海鮮を食べながら、ふと、この旅を長く続けたら通風か糖尿病になると思った(笑)

  •   Hiro@管理人
  • 2005年11月03日 19:04

Trackback on "海鮮の宿みはらし荘-温かい人々との交流"

このエントリーのトラックバックURL: 

"海鮮の宿みはらし荘-温かい人々との交流"へのトラックバックはまだありません。

道央をさすらふ-北海道一人旅の記(フログ) © 2005- Hiro. All Rights Reserved.

憧れの北海道をひとり旅!富良野、積丹半島、ニセコ、小樽など

このサイトはリンクフリーですが、写真、文章を管理人に許可なく転載することを禁じます。

相互リンク、内容についてのお問い合わせはこちら!

最強のディレクトリ型検索エンジンHiro-MOZ

1万を超えるカテゴリからなるディレクトリ型検索エンジンです。

お友達リンク